導入1年後には
導入1年の成果目標は、
「言葉や文書のデータベース」構築、
「個人の情報」から「企業共有情報」へ、
部署単位で、週単位のトレーニングが開始され、
部署単位で、業務の棚卸し作業が開始されます。
1.「言葉や文書のデータベース」構築
企業オリジナルな「言葉や文書のデータベース」が出来上がり、YahooやGoogle同様に、検索して 探している欲しい情報のページが見つかる環境が出来ていること。
規定、通達、議事録などのペーパーレス化が進み、更に、どの情報を「知の場」に投入するか、 どの情報の教材化が、業務に役立つか検討され、進められていること。
2.「個人の情報」ではなく、「企業共有情報」が大事だと認識
塾生は、収集し、探し、選択して情報を集め、新しい価値を加えて、自分の新しい情報を作成します。
「作成」で終わりではなく、情報は「発信する」ことが重要であると認識する人が増えて来ます。
他部署の情報や、先輩の作成した情報を、自ら学習する人が出て来ます。
3.部署単位で、週単位のトレーニングが開始されます。
トレーニングは、Specialistを育成するためではなく、Professionalを維持するために行われます。
週単位で、朝礼型のトレーニングプログラムが開始され、その内容は、年に何回も同一項目を繰返し
学習することも含まれ、業務の確実な遂行と共に、プロとしての自覚を目覚めさせます。
部門長や経営者は、自分が塾生に伝えたいことを、学習内容に取り込んでいきましょう。
「教育が、仕事の始まり」教育は、Plan-Do-See の Plan に相当すると認識できるようになります。
See も、「知の場」を活用できないかと、更なる有効な「知の場」活用法も検討することでしょう。
4.部署単位で、業務の棚卸し作業が開始されます。
既存のマニュアルだけではなく、業務のプロセスを全て形式知化しようと「知の場」を活用します。 「知の場スタッフ」は講師と相談しながら、塾生個人の業務の棚卸しを手伝うと共に、他の塾生 からも、その内容のチェックや意見を求めながら、組織として「現状の鏡」を作成して行きます。
「現状の鏡」を形式知化するには、時間がかかる場合がありますが、ほぼ完成してきた頃には、 改善、改革の方向性も決まっているという状況になります。現状を見える化、すること以上に、 現状を改善するために、行っていると認識されてきます。
上記のように、「知の場」で職務を実行し、学習を重ねながら、各企業ごとに異なった形の
「企業私塾」が構築されていきます。「知の場」は、塾生の数で料金が決定されます。
組織として、有効にトコトン活用した方が、お得であり、成果の果実も大きくなります。