OJTが変わる

「知の場」はOJTこそが、企業教育のメインだと考えます。

OJTのメリットは、教わる側だけでなく、教える側も享受でき、組織として会社も享受しています。

その原理は、「教えることは、最高の学習方法」であるということです。

先輩は、後輩に教えるために、その業務を深く理解しなければなりません。
教えようとした段階で始めて、疑問点や見落とした点を見つけることもよくあります。教えることで、深く理解するのです。

先輩は、出来れば教える業務をシンプルなものに変えてから、教えようとします。
例外事項は、教える前に潰しておこう、と考えることで、業務自体が改善され、効率が上がります。

後輩側が、新鮮な目で、業務を見ることで、改善すべき切り口が見つけ出すこともあるかもしれません。
それに気付くのは、先輩であって、新人ではありません。

自分でコツコツ、自分のためのマニュアルを作る以上に、誰かに教える、解説するということは、頭の回転を伴う学習です。
先輩も教育できて、仕事や業務も改善される、一石二鳥だから会社にとってOJTは意味の大きな仕事です。

後輩が少なくなった、何年も居ない、引き継ぐ同僚も居ない、だからといってOJTが進まないと、業務改善も進みません。
仮想であっても、OJTを続けていきましょう、後輩役は、「知の場」スタッフが担当します。

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